コーヒー豆から生まれるアクセサリー ― ワークショップ メルシーの新しい挑戦

こんにちは。浜松市浜名区にある就労継続支援B型施設、「ワークショップ メルシー」です。
私たちは「自他に笑顔と拍手」のコンセプトのもとで、障がいを持つ方が安心して働ける場をつくり、一人ひとりの力を社会とつなげていくことを目指しています。

これまで、切手貼りや封入作業などを中心に活動してきましたが、最近はちょっとユニークな取り組みに挑戦しています。それが、コーヒー豆を使ったアクセサリー作りです。


コーヒー豆に込めた思い

毎日のように飲まれているコーヒー。
香ばしい香りや豊かな味わいで私たちを癒してくれますが、その豆そのものの形や色合いにも、とても魅力があります。通常なら「飲んで終わり」で役目を終えるはずの豆を、もう一度別の形で輝かせてあげたい――そんな思いから始まったのがこのアクセサリー作りです。

そして、実は、うちの代表が元々カフェをやっていました。今のワークショップメルシーにでも、時々コーヒーを淹れてくれたりたり、利用者さんたちに出したりしています。結構好評をいただいております(^^♪これからも、コーヒーを活かした活動を広げていく予定があります。

自然のままの豆をレジンでコーティングすると、まるで宝石のように透き通り、光を受けてキラキラと輝きます。小さな粒に秘められた美しさを、耳元や胸元で楽しめるようにしました。


作業の様子

アクセサリー作りは、実はとても細かくて、創造力が必要な作業です。
豆を選ぶ人、レジンに埋め込む人、金具を取り付ける人…それぞれが自分の得意な工程を担当します。作業をしているときの皆さんはとても真剣。ときには「これどう思う?」と相談し合いながら、一緒に作品を仕上げていきます。

「自分の手でつくったものが形になる」
その喜びは大きく、完成したアクセサリーを手に取るたびに自然と笑顔があふれます。

コーヒーの香りに癒されながら、集中して作業を進めると、あっという間に一日が終わってしまいます。


福祉とリサイクルのつながり

メルシーの活動の根っこには「リユース」「リサイクル」の想いがあります。
コーヒー豆のアクセサリー作りも、その延長線上にあります。
普段なら捨てられてしまうものに新しい命を吹き込み、それを障がいを持つ方々と一緒につくりあげる――そんな循環が生まれること自体に、とても大きな意味があると感じています。


社会に広がる小さな輝き

完成したアクセサリーは、地域のイベントなどでコーヒーのドリップパックと一緒に販売します。手に取ってくださった方から「かわいい!」「本当にコーヒー豆なんだ!」と驚かれることも多く、購入してくださるたびに、利用者さんの自信にもつながっていきます。

誰かの手に渡り、使っていただけること。それがまた新しい「つながり」になって、笑顔の輪を広げてくれるのです。


これからのメルシー

私たちはまだ小さな施設ですが、これから先、拠点を増やし、より多くの方に働く場を届けたいと考えています。
アクセサリー作りはその第一歩。今後はコーヒー豆だけでなく、自然素材やリサイクル素材を使った新しいクラフトにも挑戦していきたいと思っています。


最後に

コーヒー豆から生まれたアクセサリーは、単なる「手芸品」ではありません。
利用者さん一人ひとりの努力と工夫、そして「誰かの役に立ちたい」という想いが込められた、小さな作品です。

ワークショップ メルシーは、これからも利用者さんと一緒に、笑顔と拍手のあふれる場をつくり続けていきます。
そして、このアクセサリーが誰かの暮らしを少しだけ明るく彩り、やさしい気持ちをつなげていけたら…それが私たちの願いです。

※見学・体験のご案内

浜松市で就労継続支援B型施設をお探しの方、手芸作りに興味がある方は、ぜひ一度ワークショップメルシーをご見学ください。

  • 実際の作業風景
  • 体調や通い方などに関する不安のご相談
  • 施設の雰囲気

これらを体験していただければ、きっと安心して通えると感じていただけるはずです。


【お問い合わせ】

  • 施設名:ワークショップメルシー(就労継続支援B型)
  • 住所:静岡県浜松市浜名区789-2F
  • 電話:053-443-8025
  • メール:workmerci0112@gmail.com

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